神奈川県公立中高一貫校 2019各塾実績 2/12現在

我が家の弟くんは来年神奈川の公立中高一貫校を受ける可能性が高い。
今は塾に行ってませんが、各塾の実績は気になるところです。
2/12の19時現在の各塾の状況はこちら。
自宅から通える3校の実績です。

塾名 相模原中等 サイフロ
中萬 26 44 10
湘ゼ 10 43 28
臨海 31 41 16

全県の合計だと中萬学院が1位。
横浜限定だと湘南ゼミナールが1位。
上記3校限定だと臨海セミナーが1位。
おそらく相模原中等の1位は栄光ゼミナールですが、まだ合格実績は出ていません。
南の1位は今年も中萬。
平塚中等はダントツで中萬のようです。95人も受かってます。
川崎だと臨海セミナーが49人受かっているからここがトップでしょうか。
サイフロは湘南ゼミナールが強いですね。

塾、どうしようかな…近場で実績のよい教室を見学してみようか…。

公中検その後と、2020大学入試の英語

夏期講習前に塾をやめた弟くん。

その後の成績はどうなったでしょうか。

 

poya.hatenablog.com

  

上の記事では、全統小が春から秋で偏差値にして5ほど落ち、公立中高一貫向けの公中検の模試でも自己採点は悪かったのですが…。

 

平均点そのものが予想より高くはなかったため、偏差値では前回に比べて5ポイント以上あがっていました。Aという評価で、重要な順位も入試の倍率から見れば悪くない。ただし今のところは、ですが。
むしろこの時期はどこを間違えたのかを確認するのが大事ですよね。

 

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採点結果を見ると作文で少しずつ点が取れるようになっていますが、規則性の問題で点が取れていないよう。課題を潰していけるといいと思っています。

一方、2020大学入試改革の対策をどうしようか考え中のお兄ちゃん。本人はこのまま特に対策はせず、これまでどおりで進めていこうと思っているようです。

本人がやっているのは数学の進研ゼミだけ。同じく苦手な英語は、中学時代におざなりだった文法と英単語の暗記を進めているようです。

文法力と単語力をつければ、さしあたり模試の点は良くなっていくと思います。でもどうなんでしょう。彼の代の入試から、英語四技能がこれまでに比べ格段に重視されるようです。

センター試験に変わる大学入学共通テストで英語を受ける代わりに、英検等の検定試験を事前に受け、それを入学で評価する。

これに対し「機会が均等ではない」、「費用がかかりすぎる」、「採点基準がそろわない」などから不公平であるという意見があり、その結果例えば東大や京大は共通テストでは検定試験の結果は見ないとのこと。
これらの動きはもっともだとは思うのですが…。

 

その東大、2次試験ではどうせ、どこの大学よりも四技能重視になると思います。京大だってそうでしょう。

そうなると受ける側は充分な対策を求められる訳で、機会がどうの、費用がどうのと言っても、これまで同様、時間をかけ、あるいはお金もかけて対策した人が勝つ…。

その意味で今までと変わりはなく、ただし結果として文法や単語力より、英語を聞いて分かる、自分の話題で話せて書ける人が大学に受かりやすくなると思います。

そういう話をお兄ちゃんとはしてるのですが、はたして彼は分かっているのかどうか…?

 

公立中高一貫のオープンスクールに参加

昨日、弟くんは横浜の公立中高一貫校で催されたオープンスクールに参加しました。

事前に予約していた授業も受けたのですが、

  • 不思議な現象をみんなで出し合う
  • その現象の規則性をみんなで見いだす
  • なぜそうなるのか、仮説をみんなで考える

というもので、実に興味深いものでした。

上記の考え方は科学的、合理的な思考そのもの。それを使いながら地道に答えを探し、みんなとコミュニケーションを取りながら自分なりの確信に落としていく弟くんの様子を見ているのは、親として実にうれしいものでした。

授業の途中では、この短時間にどこからその事例を見つけてきたの? と感心してしまうような発見をする怪物的なお子さんがいてびっくりさせられました。

今回の授業では自ら手を挙げて誇らしげに発言する前のめりな子がたくさん目に付きました。思えばお兄ちゃんが通っている学校も、中1中2のころの授業はこんな感じでした。

でも。中学生は微妙な年齢です。段々周りが見えてくるため、自分の相対的な位置づけを意識しだし、授業では発言が減っていきます。中3では授業の活力が低くなり、高校では内職したり寝ていたり。この学校の高校生のツイッターを見ると授業がつまんなそうな生徒の声を拾うことができるのですが、彼らも小学生の頃はこの教室にいた子供達のようにキラキラしていたのでは、と思ってしまいます。などと偉そうに描いていますが、自分も高校時代、授業への参加意欲はなかったな…。

という訳で、オープンスクールで現出したキラキラのアクティブラーニング授業は数年で終わっちゃうんだろうな、というのがスレた大人の感想です。

でも、少なくとも合理的な考え方で物事をとらえましょう、地道に作業しましょう、コミュニケーションを上手にやりましょう、という教育理念はとてもいいなと思いました。頭のいい大学を出ても、この3つがないとあとあと辛いですよね…。

日本全国、GTECデー?

本日、お兄ちゃんはGTECを受けに高校へ。公式?でアドバンス?を受けた、とのこと。

英検に比べて問題は簡単だったようですが、スコアはCEFRのスコアで出るらしいので、同じ土俵で今回の結果を評価できる(らしい)。

 

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10月の英検のCEFRはこんな感じでした。学校では英語の成績が良くないお兄ちゃんの結果が今日のGTECと比べたらどうなるか、気になるところです。

ツイッターを見ていると、今日は全国的に高校生がGTECを受けたようですね。これに対し、そのアラ探しをするハッシュタグがあったり、反体制的な先生によるGTECへの否定的なコメントが流れていたり。生徒は人生に向き合ってGTECを受けているのに、大人はベネッセも教師も自分の事情ばかりで、生徒の人生に真剣に向き合っているように見えません…。

保護者としては英検系の検定もいくつか受けてもらい、英語の力をつけつつ相性がいい検定を探そうかと思います。

一方、弟くんは気になっている学校のオープンスクールへ。

明日、詳細を記したいと思います。

 

 

5年秋の全統小は

以前も書いたように、我が家では四谷大塚の全統小を子供の学力チェックに使っています。

poya.hatenablog.com

夏休み前に塾を辞め、その後は公立中高一貫を目指して自宅学習中の弟くん。

勉強量は以前の1/5ほどになっており、全統小の偏差値が下がってしまうのはやむなしという状況ですが、この秋はどうなったかというと…。

2科目 60〜65
4科目 60弱

でした。悪くないじゃん! もっと下がると思っていました。

今回4科目が悪いのは、理科が平均点を下回ってしまったから。

まあ夏に受けた統一合判はそこそこ良かったので、致命的に理科ができないというわけではないでしょう。公立中高一貫の理科は独特だから、ここから本人がいろいろ学んで対策してくれたらいいと思います。

先日は、2度目となる公中検の模試を受けました。まだまだ記述問題に手こずっています。マス目をきっちり埋めた方がいいと思うのですが、「そこそこ埋めれば大丈夫」と本人は妙な信念を持っています。しっかり減点されて、そこから覚えてほしいものです。

公中検は自己採点をしてみたのですが、みんながどれくらい点を取るか読めないので、手応えがいいのか悪いのかが判断できないという点、身にしみました。
思えばお兄ちゃんのとき、たしか首都圏一環模試というの受けていて、解いた後の手応えが分かりませんでした。偏差値が出ても、受かるかどうか分からない。

公立中高一貫を受けるというのは、闇夜を手探りで進むような、確信を持てない受検ですね。

前回の公中検はこんな感じでした。

poya.hatenablog.com

前回も書いてますが、偏差値よりも順位が重要なのでしょう。あとは、見直し。模試を受けて学力も向上できれば言うことなしですね。

英検2級合格

お兄ちゃんは英検2級に合格でした。
2次試験、無難にクリアして、それなりの余裕をもって受かっていました。しかし…。

インターネットで英検の解説をしているページを見ると、よく書いてあるのが、

  • 準2級と2級の間には大きな壁がある
  • 2級は単語を覚えなかれば受からない

の2つ。
私もその通りだと思っていたのですが、お兄ちゃんにどれくらい単語を覚えたかを先ほど確認したところ、
「単語帳やったけど、英検のテストでは役立たなかった。というか、あまり覚えられなかったから結局カンで解いた」
と答えたのでした。

彼の行く高校(公立です)の英語学習法は、英語を繰り返し聞いて話し、さらに速読多読に加え、文法と単語をやっているとか。
とはいえ駿台河合塾の模試で英語の得点を見ても、彼の単語力と文法はからっきしです。学校での英語の成績は、模試の校内偏差値でみて45程度。英語はむしろ苦手にしています。

英語で大事なのは長文を読んでダイレクトに理解する力と、英語を耳で聞いて理解する力、話す力。そうは思えど、現実の大学入試のテストでは、単語や文法の問題もちゃんと出る訳で…。

せっかく英検に受かったのに、かえって大学入試が心配になってきました。地道に単語と文法をやってもらうしかないと思っています。

それともう一つ。英語の校内偏差値45のお兄ちゃんの今回の実績から見て、同級生の多くは高1秋の段階で英検2級に受かるチカラを持っている、ということになります。実際には高校生になると部活や塾で忙しくなり、英検はあまり受けなくなるらしいけれど。

ともかく彼の代からは大学入試で検定試験が重視されるようになる訳で、学校もそこを目指して4技能を効率よく伸ばす学習を中学からやってきたのもしれない。それが本当に、国立の2次試験や私立の入試問題に通用するかはわからないのですが。

 

英検と全統小をまた受けました

英検

弟くん、10月に英検5級を受けました。

2020年以降の英語の入試のポイントは、英単語をスペルミスなく書くことでも細かな文法の決まりを守ることでもない、長文を読んでダイレクトに理解する力と英語を耳で聞いて理解する力、話す力だと思っています。

その観点でみると英検はちょうどいいテストになっていると感じており、弟くんに受けてもらいました。ちなみに彼は週1回、英会話のスクールに通っています。

結果は合格で、成績表を見るとリスニングがいい感じ。英語に苦手意識を持つことなく、リスニングの力を大事に伸ばして行ければと思っています。

なお、高1のお兄ちゃんもこのタイミングで英検2級にチャレンジしました。

準2級までは英単語を覚えることも文法を勉強することもなく受かってきましたが、2級の過去問を見て「無理だ」と思った彼は、この夏に生まれて初めて英単語の参考書を買い、なんとか覚えようとしていました。

文法は夏の終わり頃に「受動態って何?」などと言っていましたが、こちらも参考書を買って必死こいて理解しようとしていた様子。その結果、1次にはなんとかギリギリ受かりましたが、成績表で確認したところ、リスニングで点を取って受かったとしか言いようのない得点状況でした。単語と文法の勉強はなんだったんだ? 今後も引き続き、最低限の単語力と文法力は身につけて、あとはリスニングを伸ばしていってほしいものです。
明日は次試験の面接を受けるとのこと。

全統小

さて、弟くんは11/3には全統小を受けました。
我が家は全統小が大好き。なんてったって無料ですからね。

前回、偏差値は2科目で65〜70、4科目でも60〜65と、なかなか60を超えなかった過去の苦戦を思えば上出来の点を取ることができました。今回はどうだったかというと…。

帰宅した弟くん、自己採点をしながら「ヤベぇよ…」とつぶやいていました。点数を聞くと、どの科目も6〜7割程度のようです。今回のテストが前回と同程度だとするなら、彼の今回の偏差値は60くらいになりそうです。

60ならまあいいか。来年、彼がやる気を出して公立中高一貫を受けることになる可能性にかけて、塾を辞めて余った時間をZ会の作文の課題をこなしたり、算数の問題集をマイペースで進めて欲しいと思っています。