河合塾の共通テストトライアル かなり残念でした

お兄ちゃんが6/9(日)に受けた河合塾の共通テストトライアル。 その結果速報が出たというので、見させてもらいました。

  • 英語 125点前後(平均点73.1)
  • 数学 100点前後(平均点80.1)
  • 国語 150点前後(平均点107.1)

という結果でした。

この結果速報では偏差値は出ておらず、志望大学については志望者数とその中での順位は出ていても判定は出ていないという、隔靴掻痒感の強いデータになっています。テストを受けた人数も分かりません。同じ日に駿台も東進も模試を実施していましたので、1万人くらいしか受けてなさそう。きちんとしたデータは別途個人成績表で分かるそうです。

平均点との差を見ると一見良さそうに見えるので喜んでいるお兄ちゃんでしたが、実はこのテストは高1生も一緒に受けている。高2生だけの平均点はきっと1.5倍くらいにハネ上がるのでしょう。

正直、偏差値は英国が55〜60前後、数学は50前後ではないかと思っています。 普段の河合塾の模試は英語が55程度、国語は65くらいのお兄ちゃんですが、きっと偏差値は下がるでしょう。大学入試共通テストの形式で行われた今回の模試は不慣れさが出た部分があるやもしれません。

というか、公立一貫校は共通テストの英語に強いんじゃないかと思っていましたが、ぜんぜんそんなことなさそうです。仮にも英検2級を持っているのに、実際の入試では通用しないかも…。

お兄ちゃんが通っているのは東大合格者がヒトケタのかなり自称進学校(公立中高一貫校)であり、そのなかでの成績は半分よりやや下という位置。

今回同じ模試を受けた何人かの友人の得点を聞いたそうですが、いつもデキが良い人やいい点で若干悪目の人は今回も若干悪かったとか。つまりみんな普段の模試と同じくらいの位置関係だったので、彼の通う学校の実力はこんなものなのでしょう。先日学校で受けた駿台模試も3〜4割くらいしかできなかったらしいし。いや、学校の教育内容はとてもいいと親は思っているんですけどね。

ただ、テスト後の自己採点と実際の得点がほぼズレなかったのは収穫です。

共通テストは自己採点と実際の点のズレが大きいと聞いていましたが、そんなことはなさそう。国語と数学の記述も自己採点どおりでした。数学は悪く国語は良いという感触だったのですが、実際数学の記述の点はボロボロ、国語は評価Aでした。

それから、英語はリーディングで短時間に読む文章量が多いのに戸惑ったそうですが、学校ではすでに英語の多読・速読の授業があるとのことで、現高2は早くも共通テストに向けた対策を公立の高校でも進めているのかと驚きました。

なお、偏差値と志望校判定を教えてくる個人成績表は河合塾やナマビスに予約を入れて取りに行く必要があるとのこと。お兄ちゃんのような劣等生は勧誘されないでしょうから、自宅近くにあるマナビスに取りに行くそうです。7月に。すぐに取りに行かないあたり、今回の模試のデキの悪さを自覚しているようです。

弟くんはC塾さんの公立中高一貫校向けの模試が明日あるそうです。しかしちっとも勉強せず、のんびりゲームをして過ごしている様子。前回が悪かったのだがら発奮してくれるといいのですが、こればかりは本人のヤル気次第なので、本人がその気になるのを待ちたいと思います。