公中検その後と、2020大学入試の英語
夏期講習前に塾をやめた弟くん。
その後の成績はどうなったでしょうか。
上の記事では、全統小が春から秋で偏差値にして5ほど落ち、公立中高一貫向けの公中検の模試でも自己採点は悪かったのですが…。
平均点そのものが予想より高くはなかったため、偏差値では前回に比べて5ポイント以上あがっていました。Aという評価で、重要な順位も入試の倍率から見れば悪くない。ただし今のところは、ですが。
むしろこの時期はどこを間違えたのかを確認するのが大事ですよね。
採点結果を見ると作文で少しずつ点が取れるようになっていますが、規則性の問題で点が取れていないよう。課題を潰していけるといいと思っています。
一方、2020大学入試改革の対策をどうしようか考え中のお兄ちゃん。本人はこのまま特に対策はせず、これまでどおりで進めていこうと思っているようです。
本人がやっているのは数学の進研ゼミだけ。同じく苦手な英語は、中学時代におざなりだった文法と英単語の暗記を進めているようです。
文法力と単語力をつければ、さしあたり模試の点は良くなっていくと思います。でもどうなんでしょう。彼の代の入試から、英語四技能がこれまでに比べ格段に重視されるようです。
センター試験に変わる大学入学共通テストで英語を受ける代わりに、英検等の検定試験を事前に受け、それを入学で評価する。
これに対し「機会が均等ではない」、「費用がかかりすぎる」、「採点基準がそろわない」などから不公平であるという意見があり、その結果例えば東大や京大は共通テストでは検定試験の結果は見ないとのこと。
これらの動きはもっともだとは思うのですが…。
その東大、2次試験ではどうせ、どこの大学よりも四技能重視になると思います。京大だってそうでしょう。
そうなると受ける側は充分な対策を求められる訳で、機会がどうの、費用がどうのと言っても、これまで同様、時間をかけ、あるいはお金もかけて対策した人が勝つ…。
その意味で今までと変わりはなく、ただし結果として文法や単語力より、英語を聞いて分かる、自分の話題で話せて書ける人が大学に受かりやすくなると思います。
そういう話をお兄ちゃんとはしてるのですが、はたして彼は分かっているのかどうか…?